最初のアイデアは「本物の花びらをそのまま閉じ込めたい」という、ごくシンプルな欲望でした。
けれど、そう簡単にはいきません。押し花にした桜の花びらは湿気に弱く、樹脂に封入する際の気泡の問題、UV硬化の速度、花びらの色が飛んでしまう問題……試作は12枚を超えました。
転機は、あえて花びらの「透け感」を活かすことにしたときです。完全に封じ込めようとするのをやめて、花びらが宙に浮いているような奥行きを出すために樹脂の層を3回に分けて流し込む方法を編み出しました。
耳への負担を軽くするために素材も何度も見直し、最終的に完成までかかった時間は約3週間。でも、光に透かすと桜色にほんのり染まる、あの瞬間を見たとき——全部が報われました。
けれど、そう簡単にはいきません。押し花にした桜の花びらは湿気に弱く、樹脂に封入する際の気泡の問題、UV硬化の速度、花びらの色が飛んでしまう問題……試作は12枚を超えました。
転機は、あえて花びらの「透け感」を活かすことにしたときです。完全に封じ込めようとするのをやめて、花びらが宙に浮いているような奥行きを出すために樹脂の層を3回に分けて流し込む方法を編み出しました。
耳への負担を軽くするために素材も何度も見直し、最終的に完成までかかった時間は約3週間。でも、光に透かすと桜色にほんのり染まる、あの瞬間を見たとき——全部が報われました。
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